4 所得の種類別の状況
所得の種類別1世帯当たり平均所得金額の構成割合をみると、全世帯では「稼働所得」が77.5%、「公的年金・恩給」が17.0%であるが、高齢者世帯では「公的年金・恩給」が70.8%、「稼働所得」が16.9%となっている(表8)。
公的年金・恩給を受給している高齢者世帯のなかで「公的年金・恩給の総所得に占める割合が100%の世帯」は61.2%となっている(図10)。
表8 所得の種類別1世帯当たり平均所得金額及び構成割合
総所得 | 稼働所得 | 公的年金・ 恩給 |
財産所得 | 年金以外の 社会保障 給付金 |
仕送り・ 企業年金・ 個人年金・ その他の所得 |
|
1世帯当たり平均所得金額(単位:万円) | ||||||
全世帯 | 556.2 | 430.9 | 94.6 | 13.7 | 4.0 | 13.1 |
高齢者世帯 | 298.9 | 50.5 | 211.6 | 17.6 | 2.5 | 16.6 |
児童のいる世帯 | 691.4 | 639.3 | 31.6 | 8.6 | 5.5 | 6.5 |
1世帯当たり平均所得金額の構成割合(単位:%) | ||||||
全世帯 | 100.0 | 77.5 | 17.0 | 2.5 | 0.7 | 2.3 |
高齢者世帯 | 100.0 | 16.9 | 70.8 | 5.9 | 0.8 | 5.5 |
児童のいる世帯 | 100.0 | 92.5 | 4.6 | 1.2 | 0.8 | 0.9 |
図10 公的年金・恩給を受給している高齢者世帯における公的年金・恩給の総所得に占める割合別世帯数の構成割合
