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健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況 |
20歳以上の者(入院者は除く。)について、過去1年間の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況をみると、受けた者は60.4%、受けなかった者は36.1%となっている。
仕事の有無別に健診や人間ドックを受けた者の割合をみると、「仕事あり」は67.6%、「仕事なし」は49.2%である。「仕事あり」の者をみると、「一般常雇者」が75.3%と最も多くなっている。(図19)
図19 |
仕事の有−勤めか自営か−無別にみた健診や人間ドックの受診状況の構成割合 |
また、健診や人間ドックを受けた者を年齢階級別でみると、男は「45〜54歳」が73.0%と多く、女は「65〜74歳」が61.4%と多くなっている。(図20)
図20 |
性・年齢階級別にみた健診や人間ドックを受けた者の割合 |
健診や人間ドックを受けた者はどのような機会に受けたのかをみると、男は「職場における健診」が55.1%と最も多く、次いで「市区町村で行う健診」が22.6%、「人間ドック」が 9.1%となっており、女は「市区町村で行う健診」が43.5%で最も多く、次いで「職場における健診」が34.1%、「人間ドック」が6.9%となっている。(表18)
表18 |
性別にみた健診や人間ドックの受診機会の割合(20歳以上・複数回答) |
性 |
総数 |
市区町村で 行う健診 |
職場に おける健診 |
学校に おける健診 |
人間ドック |
その他 |
総数 |
100.0 |
32.6 |
45.0 |
2.2 |
8.0 |
5.4 |
男 |
100.0 |
22.6 |
55.1 |
2.3 |
9.1 |
4.5 |
女 |
100.0 |
43.5 |
34.1 |
2.0 |
6.9 |
6.4 |
注:1) |
入院者は含まない。 |
2) |
健診や人間ドックを受けた者を100とした割合である。 |
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また、健診や人間ドックを受けなかった者について、その理由別にみると、「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が29.6%と多くなっている。(表19)
年齢階級別にみると、25〜54歳では「時間がとれなかったから」が多く、55歳以上では「心配な時はいつでも医療機関を受診できるから」が多くなっている。(図21)
表19 |
健診や人間ドックを受けなかった理由の割合(20歳以上・複数回答) |
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総数 |
心配な時はいつでも医療機関を受診できるから |
時間がとれなかったから |
めんどうだから |
費用がかかるから |
毎年受ける必要性を感じないから |
健康状態に自信があり、必要性を感じないから |
その時、医療機関に入通院していたから |
知らなかったから |
結果が心配なため、受けたくないから |
検査等に不安があるから |
場所が遠いから |
その他 |
総数 |
100.0 |
29.6 |
24.5 |
17.5 |
15.3 |
11.1 |
10.5 |
6.9 |
4.6 |
4.6 |
3.1 |
1.8 |
9.9 |
注:1) |
入院者は含まない。 |
2) |
健診や人間ドックを受けなかった者を100とした割合である。 |
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図21 |
年齢階級別にみた健診や人間ドックを受けなかった理由の割合(20歳以上・複数回答) |
平成16年
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