世界禁煙デー記念イベント

- ■日付:
- 2024年5月31日(金)
- ■場所:
- 渋谷ストリームホール(東京都)
- ■担当局:
- 健康・生活衛生局
厚生労働省は、世界禁煙デー記念イベントを開催しました。
5月31日は、世界保健機関(WHO)が定めた「世界禁煙デー」です。
厚生労働省では、世界禁煙デーから1週間(5月31日~6月6日)を「禁煙週間」と定め、普及啓発を行っています。
今年の禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPD(※1)の関係性~」です。
このイベントで、武見厚生労働大臣は「本年4月から開始している『健康日本21(第三次)』(※2)では、喫煙による健康被害のうち、COPD対策として、新たに『COPDの死亡率の減少』を目標とし、COPDの認知度の向上を行うこととしています。
国民の皆さまには、このイベントを契機として、たばこと健康の問題について一層ご理解を深めていただくとともに、今後の健康づくりの推進にご協力を賜りますようお願い申し上げます」と、ビデオを使って主催者挨拶を行いました。
この他、WBC2023 日本代表監督の栗山英樹さん、インフルエンサーの星乃夢奈さん、お笑いコンビの蛙亭(中野周平・イワクラ)さんによる「スマート・ライフ・プロジェクト」の「禁煙デー」キックオフの始球式、たばこ、健康、COPDクイズやトークセッション、国立がん研究センターによる「たばことCOPDの関係性について世論調査結果報告」の発表を行いました。
サムネイルの写真
左から、山本健康課長、中野周平さん、イワクラさん、若尾 国立がん研究センターがん対策情報センター本部副本部長、栗山英樹さん、中鉢 慶應義塾⼤学医学部呼吸器内科 専任講師、黒瀨 日本医師会 常任理事、星乃夢奈さん、けむいモン
- ※1COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)
たばこなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことで、空気の通り道である気管支に慢性的な炎症が生じて狭くなったり、気管支の先にある肺胞が少しずつ破壊され、息をするのがつらくなったり、酸素欠乏状態になってしまう病気です。喫煙者の2から5割の方が発症するとされています。
初期は無症状でゆっくりと進行し、息切れなどを自覚したころには病気がかなり進行していることが多く、現代の医学では一度破壊された肺胞を元に戻す治療はありません。
禁煙による予防が効果的で、早期の発見が重要です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患) | 健康イベント&コンテンツ | スマート・ライフ・プロジェクト (mhlw.go.jp) - ※2健康日本21(第三次)
健康日本21(第三次) |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
- スマート・ライフ・プロジェクト
厚生労働省が行っている国民の皆さんの健康づくりをサポートするプロジェクトです。
役立つ健康情報をWEBサイトなどで発信し、食事、運動、けんしん、禁煙の4つの柱で「健やかな国ニッポン」を目指します。
栗山英樹さんは、昨年度に引き続き、令和6年度「スマート・ライフ・プロジェクト」オフィシャルアンバサダーです。






