平成31年3月1日
照会先
社会・援護局援護・業務課調査資料室
室長補佐 磯邊 憲(3419)
調査班長 酒井 多朗(3455)
(代表電話)03(5253)1111
(直通電話)03(3595)2465

報道関係者各位

ロシア連邦政府等から提供された抑留者に関する資料の公表(特定者の追加掲載)について

 厚生労働省では、平成3年以降、ロシア連邦政府等から提供された抑留中死亡者名簿等について、ご遺族が自らの親族の死亡の経緯を把握できるようにするため、平成19年3月より厚生労働省ホームページに氏名、死亡年月日等を掲載しています。

 このたび、日本側資料と照合して、シベリア地域における死亡者の方について、平成31年2月分として新たに15人について個人を特定したので、漢字氏名、出身地(都道府県名)を追加掲載しました。
 これにより、シベリア・モンゴル地域の死亡者のうち、個人を特定した累計は40,234人(※)(シベリア地域:38,805人(※)、モンゴル地域:1,429人)となります。
 なお、新たに個人を特定した方については、毎月、厚生労働省ホームページで公表しています。


[参考]

  シベリア・モンゴル地域               その他地域
名簿形式の資料 ・シベリア地域 51,455人
  うち個人を特定
   36,248(※)人+15人(追加)
・モンゴル地域 1,597人
  うち個人を特定:1,429人
・興南地域 1,853人(重複整理後776人)
  うち個人を特定:715人
・大連地域  215人(重複整理後188人)
  うち個人を特定:  92人
・元山地域    11人(重複整理後6人)
  うち個人を特定:    5人
・樺太地域等 465人(重複整理後241人)
  うち個人を特定:119人
・満州地域      5人
    うち個人を特定:    1人
名簿形式以外の資料 ・抑留者の医療関係書類
 (病床日誌、カルテ等)
・死亡証書、埋葬証書など
⇒死亡年月日等が記載された方の
 資料を抽出3,867人
 うち個人を特定:2,538人
・樺太地域等 65人
    うち個人を特定:65人
・満州地域    2人
  うち個人を特定:  2人
 
 引き続き死亡者の抽出作業を行い、 順次公表

 


(※)はシベリア地域における個人特定者数について同一人物を2名として計上していたため、特定者数をそれぞれ修正した。