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平成27年2月10日 【照会先】 労働基準局安全衛生部化学物質対策課化学物質評価室 室長 角田 伸二 (5508) 室長補佐 岸 泰広 (5511) 化学物質情報管理官 高村 亜紀子 (5511) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3502)6756 |
報道関係者各位
「化学物質のリスク評価検討会報告書(平成26年度第2回)」を公表
~クロロメタンのリスクについて、今後詳細なリスク評価を実施~
厚生労働省の「化学物質のリスク評価検討会」(座長:名古屋俊士 早稲田大学理工学術院教授)では、毎年、化学物質による労働者の健康障害のリスク評価を行っており、このほど標記報告書をまとめましたので、公表します。
今回は、事業場で労働者がどの程度化学物質にさらされたかを把握する「ばく露実態調査」で、平成26年度に調査の対象となった4物質についてリスクの評価を行い、次のような結果を得ました。
【リスク評価結果】
■ 「クロロメタン」 (1物質)
初期リスク評価(※1)の結果、一部の事業場で、ばく露が高い状況が見られたことから、
詳細リスク評価
(※2)
が必要である。
■ 「アルファ-メチルスチレン」、「2-エチルヘキサン酸」、「 弗化 ナトリウム」 ( 3物質)
ばく露が高い状況は見られず、労働者の健康障害のリスクは低いと考えられるが、
有害性の高い物質であることから、関係事業者による自主的なリスク管理を進めること
が適当である。
厚生労働省では、今回のリスク評価を受け、「クロロメタン 」については、詳細リスク評価を実施します。
さらに、こうした検討等に先立ち、ばく露が高い状況が見られた事業場に対し、適切なばく露防止措置を講じるよう指導します。
今回、評価対象となった物質一覧と評価結果の詳細は、別添の報告書概要をご覧ください。
なお、報告書の全文は、厚生労働省ホームページに掲載しています。
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